![]() | 旅立つマリニア (ハヤカワ文庫 JA ク 1-120 グイン・サーガ 120) (2008/04) 栗本 薫 商品詳細を見る |
グインサーガ120巻旅立つマリニアです。以下ネタばれです。
今回は旅立つマリニアということで、グインではなくフロリーがメインとなっています、読んでいてなんとなく思い出したのが、23巻の「風のゆくえ」ですね。アモンとの戦いから20数巻たち、ようやくグインも記憶の一部を取り戻し(修正され?)次からは新しいストーリーが始まる。それを予感させる巻でした。グインサーガでは大河小説らしく、出会いと別れがひとつの見どころかと思いますが、今回もフロリーとリンダ、フロリーとマリウスとの間に新たな絆ができましたし、今後、どうなるか楽しみです。
それにしてもグインは昔の記憶の一部を取り戻したにも関わらず、スーティの顔を見てもイシュトの子だとも気づかずに、まだまだ完全復活には程遠いようです。スーティって誰が見てもイシュトの子だとわかるような外見を持っていたんじゃなかったでしたっけ・・・

とにかく、フロリーとスーティはヤガへと旅立ってしまったわけですが、第4話の流れを見ていると、次巻からはヤガ編、もしくはミロク教徒編が始まるんですかね。ブランの件もあるし、ヤガに到着するまででも数巻使っちゃいそうですね。そうそう、ヤガ観光案内もあるかもしれませんね。
本巻では第4話の「ヨナの秘密」というタイトルとその内容にも驚かされたのですが、一番驚かされたのが前巻に引き続きあとがきでした。 栗本薫さんの病気は「すい臓癌」だということで、やはりかなり重たいものだったんですね。現在、手術後の抗がん剤治療のために入院されているということですがくれぐれも無理をなさらないようにしていただきたいと思います。
今回のあとがきによると、この入院中に栗本先生はグインサーガを2巻半書き上げたということです

栗本先生の驚異的な執筆スピードは以前から知ってはいましたが、そのような体調でも2冊半も書き上げられるというのは、まさにアンビリーバボウですね

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