![]() | Mary Queen of Scots (Oxford Bookworms Library) (2000/08/21) Tim Vicary 商品詳細を見る |
「Mary Queen of Scots (Oxford Bookworms Library)」YL:2.0、総語数 7,300語 ★★★★
またしても英国王室関係ものになります。「The Love of a King」、「Henry VIII & His Six Wives」に続いて3冊目ですね。1500年代のスコットランド女王メアリーの物語です。日本でいうと戦国時代の真っ只中頃のお話ですね。
物語はイングランドへの逃亡後、幽閉されているメアリーが自分の息子であるジェームズ六世に対して自分の半生の真実を手紙に書くというスタイルで語られます。
この人の人生も波乱万丈といった形で時代に翻弄されています。父親のジェームズ五世が30歳で志望したために、生後6日で王位を継承、その後、フランス皇太子フランソワと結婚した後、皇太子が即位したため、メアリーはフランス王紀に。しかし、そのフランソワ2世がわずか16歳で病死と彼女の人生はめまぐるしく変わっていきます。
そして、スコットランドに帰った後も、さまざまな事件や陰謀に巻きこまれていきます。スコットランドからイングランドへ亡命するのがわずか26歳の時ですから、本当に短い時間の間にさまざまな事件が起こったことになります。日本人から見ると、イギリスというのはひとつの国というイメージがありますが、実際は連合王国であって、イングランドとスコットランドの間にはさまざまな確執があることを認識させてくれる本ですね(当時のイングランド国王はヘンリー八世の娘、エリザベス女王になります)。
また、カソリックとプロテスタントという宗教対立、これも日本人からはわかりにくいですが、歴史を語る上での大きなテーマになっています。
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