「Howl's Moving Castle (Diana Wynne Jones)」YL:7.5 総語数74,585 ★★★★
宮崎駿のアニメで有名な「ハウルの動く城」です。とはいえ、まだ映画を見ていないので、ストーリーを知らないままに読み始めたのですが、この小説はかなり難しかったですね。ナルニアよりははるかに難しいと思います。僕が読んだ中ではハリーポッター7巻以来の難しさでした。
英単語が難しくて、読み飛ばす英単語が多いというのもひとつの理由だと思うのですが、ストーリーの展開の意図がわかりづらいというのも難しく感じた原因だと思います。「なんでハウルはこういうことをしているの???」、「このエピソードの意味は???」といった状態で読み進めて行くのがつらくて、途中で何回か投げ出そうかとも思いました。
ストーリーがつながったのは、最後の3章を読み終えた時でしょうか。全ての謎が一気に解き明かされるといった感じで、「なるほどそういったことだったのか!」と読み終えたときは「あ〜面白かった!」となるのですが、それまでの250ページがちょっとつらかったですね。
私が読んだ本では1章毎に挿絵があるのですが、Scarecrowの挿絵がインパクトあるっていうか、かなり怖いんですよね。怪物にしか見えませんでした。Scarecrowの意味を知らなかったので、人面タコのような怪物に追いかけられて、そりゃ怖いだろうなと思っていたのですが、Scarecrowってカカシって意味だったんですね。たしかに良く見てみれば「カラスを怖がらせる」で「カカシ」だなあと妙に納得してしまいました。固有名詞だと思っていたので気づきませんでした。
ジブリ版の「ハウルの動く城」は原作と内容が一部異なっているそうですね。せっかくなのでアニメの「ハウルの動く城」も見てみようと思っています。
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「Harry Potter and the Deathly Hallows (J・K・ローリング) YL:7.2 総語数 197,651 ★★★★★
昨年の9月頃に洋書多読4冊目として、読んだというかチャレンジしたというか、原書を1章読んだ後、インターネットのブログでその章の意味を確認しつつなんとか読破した1冊です。元々、ハリーポッターシリーズは大好きで、5巻までは日本語訳版を読んでいました。6、7巻を原作で読んだことになりますが、早く読み終えたいとの一心でなんとか読破できたのだと思います。英語は結構難しくて、良くわからないまま、読み進めていたのですが、でも、とにかく面白かったですね。
この本の総語数は約20万語ということで、ほぼ最近の1ヶ月の多読読書量に匹敵します。僕が買ったのはUK版のハードカバーでかなり分厚くて重かったのですが、毎日、会社にこの本を持って行って、通勤時間に読んでいたことを覚えています。腕もかなり鍛えられたんではないでしょうか(笑)。今よりも読むスピードはかなり遅かったと思うのですが、この本は休日も読んでいたので、1ヶ月もかからなかったですね。たぶん、最後の100ページくらいは週末で一気に読んだんじゃなかったかな。
この本をアマゾンで注文した後、届くまで少し時間がかかったので、6巻を読み終えたあと、別で買ってあった1巻を半分くらい読んでから、この本を読んだので、ちょうど1巻と7巻を平行して読むような形になったのですが、1巻のハリーと7巻のハリーは全然違うんですよね。1巻のハリーはまだ小さいだけあって、英語で読んでいても、あどけないかわいらしさが伝わってくるんですけど、7巻のハリーはやっぱり成長しているなあといった感じでした。英語自体も1巻の英語はかなり読みやすくて、結構読めるじゃんと思った後、7巻を読んでみるとやっぱり良くわからんなと打ちのめされる感じでした。
シリーズ物は終わってみて、そのシリーズの評価が確定すると聞きます。だから、当たり前ですけど最終巻はとても大事なんだと。ハリーポッターシリーズは作品が続いている間から世界的に最も人気の高いシリーズになってしまい、作者のJ・K・ローリングさんもかなりプレッシャー!?があったのではないかと思うのですが、この最終巻は期待通りのできでした。この作品をリアルタイムで読めたのは幸せだと思いますし、語り継がれる名作なんだと思いますね。
これまで、ハリーポッターの映画を映画館に見に行ったことがないのですが、「ハリー・ポッターと死の秘宝」が映画化されたら、ぜひ映画館で見てみたいですね。そんな1冊でした。
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「Prince Caspian: The Return to Narnia (The Chronicles of Narnia)」 YL:7.5 総語数44740 ★★★★★
今年の5月に映画が公開される予定の
ナルニア国物語第二章「カスピアン王子の角笛」の原作です。とても面白かったです。前作の「ライオンと魔女」はファンタジー色が強くて、やや子供向けだったのに比べて、本作品はファンタジーに歴史小説風のスパイスがちりばめられています。ナルニア国の支配者も前作では「白い魔女」でしたが、今回はテルマール人が王国を築いています。カスピアン王子を初めとして、人間がたくさん出てきますね。そういう意味では「指輪物語」に近くなっているのかもしれません。私は歴史大河物が大好きなので、この作品は好きですね。特に前半が気に入りました。後半も様々な人たちの思惑が錯綜して、なかなか面白い展開になっています。
邦訳のタイトルにもあるとおり、今回は角笛がおおきな役割を果たします。角笛はファンタジー作品で重要アイテムとしてよく登場します。角笛といわれて思い出すのは、昔、読んでいた「時の車輪シリーズ:竜王伝説」に出てくる英雄蘇生の角笛ですね。古代の英雄たちが生き返って、その笛を吹くものに従うというもので、闇の勢力との間で壮絶な争奪戦が繰り広げられました。本作でカスピアン王子が角笛を高らかに吹く時には、何が起きるのでしょうか。第1章では使われなかった魔法の角笛ですが、ようやく本領を発揮します。
ところで、「カスピアン王子の角笛」の映画のポスターですが、カスピアン王子役の「ベン・バーンズ」がいい雰囲気を出していますね。原作の挿絵の「カスピアン王子」はもうちょっと子供っぽい感じですが、映画版のカスピアン王子はビジュアルも日本人受けしそうな感じですし、かなり人気が出そうですね。「ベン・バーンズ」は第二の「オーランド・ブルーム」になれるんでしょうか。
でも、このポスター、「High King Peter」をはじめ4兄弟がほとんどわからないんですけど

ディズニーさん。ちょっと酷いんじゃ・・・。確かに4兄弟はビジュアル系じゃないんでしょうけど・・・
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「The Lion, the Witch and the Wardrobe (Chronicles of Narnia)」YL:7.0 総語数 36,135語 ★★★★
実は
ナルニア国物語にチャレンジするのは2回目です。
ナルニア国物語を読んだことがある方は、ご存知だと思いますが、今、発売されている
ナルニア国物語の巻数は執筆順とは異なっていて、ナルニア国の年代順に並べられています。前回は今の巻数順に読もうと思って1巻の「The Magician's Nephew」を読もうとしたのですが、数ページで読まなくなってしまいました。今回は、やはり執筆順に読もうということで、2巻の「ライオンと魔女」から読むことにしました。
「ライオンと魔女」は2年位前に映画化されています。映画を見ていてストーリーを把握していたということもあって、かなり読みやすかったですね。読みやすさレベルは7.0ということで高めですが、体感としてはそれほど難しくないような気もします。
改めて読んでみると、本当に古き良きファンタジー小説といった感じがします。この本が執筆されたのは50年以上前というのも驚かされます。まだ、ファンタジー小説が確立されていない時代に、これだけの世界を作り上げるのですから、やはり名作です。
あと、面白かったのが呼び名というか、Peter達は「Son of Adam」、Susan達、女の子は「Daughter of Eve」。せっかくの神話の世界なんですから、こういった洒落た呼び名がいいですよね。また、「アダム」の最初の妻「リリス」などに触れるところもあります。
「アダム」に「リリス」、「アダムの子」とくると、どうしても「エヴァンゲリオン」を思い出してしまうのですが、もしかして、そういった作品にまで「
ナルニア国物語」は影響を与えているのかもしれません。というか両作品ともベースにしているものが同じなんでしょうね。
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Harry Potter and the Half-Blood Prince (ハリー・ポッターと謎のプリンス) YL:7.2 総語数 168,923語 ★★★★
私の
洋書多読の3冊目が
ハリーポッターと謎のプリンスでした。いや〜、無謀でしたね。生まれて初めて買って読みきった
洋書が「HOLES」だったのですが、次に何を読もうかということで、できるだけお金をかけないようにと、分厚い本を買おうということで、思い浮かんだのが、この
ハリーポッターと謎のプリンスでした。ちょうど5巻までは邦訳版を読んでいましたし、夏に7巻が発売されるのも知っていたので、タイミングもいいのではないかと思ったからです。
その後、数ページ読むものの難しすぎて断念。実際に読み始めたのは購入してから3ヵ月後の8月でした。「ゲームの達人」を読みきった勢いで読み始めたのですが、やはり難しかったですね。「ゲームの達人」より数レベル上に感じました。読むスピードも、最初は40分で10ページくらいなんですよね。この本は600ページあるので、休まずに読んで40時間かかる計算になります

はっきりいって、自分のレベルに合っていませんでした。理解度も60〜70%くらいではないかと思います。1章読んだら「ハリー・ポッター6巻を英語で読もう!」というブログでその章のあらすじを確認して、また読み始めるといった感じでした。Happy Readingどころか、滝に打たれる修行といった感じですが、7巻を読みたいのと、始めたからには・・・と、半分意地になって読み続けていた気がします。後は、元々
ハリーポッターシリーズが好きだったというのが大きいと思います。
そんなこんなで、何とか最終章までたどり着いて読みきりました。読みきっても、英語読解力が改善した気はしませんでしたが、「読みきったどーーー」ということで達成感だけはありました。そして、満を持して、4冊目の「Harry Potter and the Deathly Hallows」を読み始めることになります。
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