「Emil and the Detectives(Erich Kästner)」 YL:6.4 総語数 33,000 ★★★★★
エーリッヒ・ケストナーの児童書、「エーミールと探偵たち」です。舞台は20世紀初頭のベルリン。ある事件に巻き込まれたエーミールが、ベルリンの子供たちと協力しながら、犯人を捜します。
久々に児童書らしい児童書を読みました。主役は子供たちです。エーミールと彼を助ける子供たちがとても生き生きと描かれています。この本を読めば、自分も少年探偵団の一員になって、現場に参加しているような気分になれます。臨場感たっぷりで読んでいてわくわくしますね。
良い子のエーミールから、子供たちのリーダーのグスタフ、参謀のプロフェッサーと子供たちのキャラクターも様々で楽しいです。
エーミールの家族、親戚の触れ合いも暖かくて、読み終わるとハッピーな気持ちにもなれますよ。
今日までの多読語数 2,079,800語(101冊目)
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「The Witches (Roald Dahl)」YL:6.5 総語数36,547 ★★★★★
「Charlie and the Chocolate Factory」(チョコレート工場の秘密)で有名な
ロアルド・ダールの本です。「Charlie and the Chocolate Factory」は映画で見ただけだったので、
ロアルド・ダールの本を読むのは初めてだったのですが、児童書らしい児童書でとても楽しく読めました。
この本にはタイトルどおりたくさんの魔女が登場します。魔女といっても「ハリーポッター」に出てくるハーマイオニーのようなかわいらしい魔女ではなくて、ちょっとおそろしい魔女ですね。そんな魔女が実は地球上にたくさん住んでいるという。面白いんだけどちょっとホラー風味もある児童書です。
恐ろしい魔女なんですが、見た目は全く普通の人と一緒、だけどもいくつか見分ける方法があります。まず、魔女はみんな「はげ頭」でカツラをつけています。それから、いつも手袋をしていて、つま先が無い。しかも鼻の穴が大きい。
この魔女たちは子供が大嫌いなんですね。なぜかというと、彼女たちには子供のにおいが「Dogs' droppings」の匂いのように感じられるからなんだそうです。なので、魔女たちは子供たちをひどく嫌っています。そんな「Real Witches」と7歳の少年が出会ったとき何がおきるのか。とても面白くて、心あたたまるお話なので、ぜひ読んでいただきたいです。私も
ロアルド・ダールがいっぺんに好きになってしまいました。
あと、挿絵もすばらしいですねえ。最初はなんか適当な挿絵だなあと思って見ていたのですが、だんだんと味わいがわかってくるというか、たまらなくかわいらしくて暖かみのある絵ですね。「クエンティン・ブレイク」というイラストレイターが描いているとのことですが、彼の挿絵に出会えたのもひとつの収穫でした。
今日までの
多読語数 1,566,100語(65冊目)
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「Memoirs of a Geisha (Penguin Readers Level6) 」YL:6.0 総語数 29,000語 ★★★★★
この本のことは前から知っていましたが、外人さんが書いた芸者本だし、とんでも本なんじゃないかとずっと思っていました。いい意味で久しぶりに裏切られたというか、GR版でもすごいと感じさせてくれる本ですね。こんなことなら、最初から原書にチャレンジしておくんだったとすこし後悔しました。
この話は、NYに住んでいる祇園でもトップクラスだった芸者から著者が彼女の半生をインタビューして、それを彼女の死後に本にしたという形を取っています。本を実際に読んでみると、日本人の自分が読んでもおかしくないというか、これぞ花柳界といった世界が緻密に丁寧に描かれています。まさに情景が頭に浮かぶというか、とても外国人が想像で書けるものではないですね。これは日本人が書いたノンフィクション作品じゃないかというくらい具体的にエピソードが描かれています。実際に、この著者はかなりのインタビューを芸者さんにしたそうですが、おそらくはインタビューしたエピソードの骨格をそのまま利用して、小説を作り上げたのではないかと思われます。
特に物語前半のさゆりが芸者になるまでの描写は異色の出来ですね。私も当然ながら花柳界とは無縁の一般人の生活をしておりますが、こういった本を読むと、華やかで粋な京文化に自分も触れてみたいなと思いますね。多分この本を読んだ世界中の男性が一度は京都の祇園に行ってみたいと思うのではないでしょうか。日本の誇れる京文化、芸者文化ですね。
そのうち原書も読んでみようと思うのですが、洋書にするか、翻訳版にするか少し迷っています。京言葉で話しをしている「さゆり」を読むのも面白そうですしね!
今日までの多読語数 1,423,200語
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「Holes」 YL=6.5, 総語数=46938 ★★★★★
この「Holes」が私の英語多読最初の本です。松澤先生の有名なウェブサイトに「英語・発音・語彙」という英語関連のサイトがあります。そのサイトにえらく感銘を受けた私は、書店で松澤先生の「単語耳」という著書を見つけて、早速買ってきました。
その本は最初の120ページくらいが理論編で、残りが実践編です。実践編のほうは英単語1000語を100回繰り返すというものですが、根性無しの私はNHK紅白歌合戦で使っているようなカウンターをわざわざ買ってきたにも関わらず、すぐに投げ出してしましました。
ただ、理論編のほうは発音編だけではなく、語彙編、多読編があり、その多読編のほうに最初の1冊として紹介されていたのが「Holes」でした。
前置きが長くなってしまいましたが、思い入れがある1冊と言うことでご容赦を(笑)。
読み始めると結構、変なお話なんですよね。主人公であるスタンリーはあることが理由でキャンプ「グリーン レイク」に連れて行かれます。そこは昔は広大な湖だったのですが、今は干上がってしまっています。灼熱の太陽の中、キャンプの少年たちは1日1つの穴を掘ることを強制されます。
話が進むにつれて謎はひとつ、またひとつと増えてきます。話は現代だけでなく、時間も飛び越え複雑に伏線が張り巡らされていきます。そしてラストに向かって謎はひとつづつ明らかにされるのですが、話の展開の妙がすばらしいですね。
初めて読んだときには伏線が全て把握できなくて、他の人の感想を読んで、「えっ、そんな話あったっけ」と確かめたこともありました。これが伏線になっていたのかと、ますます感心したりして(笑)
最初の1冊ということでかなり過大評価かもしれませんが、この本だったからこそ、読みきれた気もしますし、この本を紹介してくれた松澤先生にも感謝しています。
でもこの本YL:6.5なんですね。ダレンシャンよりも難しいのか。子供向けの本とはいえ、お話の密度は濃いですよ。ぜひ皆さんにお勧めしたいです。
「英語・発音・語彙」 http://www.scn-net.ne.jp/~language/
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