グインサーガ121巻サイロンの光と影です。以下ネタばれです。
最初に表紙の絵を見て思ったのが Who is he?
本編を読んでみると、この表紙はハゾスしかありえないよな〜と。この若そうな兄ちゃんが大ケイロニアの宰相ランゴバルド侯ハゾズ・・・。グインはこんな兄ちゃんに助けてもらっているのかと思うと若干疑問ですが、イケメンですし、まあ良しとしましょう。個人的にはこの本の表紙はシルヴィアでも良かったのかなあと思うのですが、表紙にするにはあまりにも衝撃的だったんですかねえ。
前半はケイロニアへのグインの帰還ということで、淡々とストーリーが進みましたが、後半のシルヴィア編は衝撃的でした。シルヴィアはここまで落とされてしまうのかと。自業自得とはいえ、シルヴィアという弱い女性が運命に流された結果がこれかと、いろいろと考えてしまいます。
この壮絶な陰鬱さは久しぶりですね。暗黒パワー全開といった感じですが、昔のケイロニアの陰謀編を思い出してしまいました。まあ、でもマライア皇后とダリウスも酷かったですけど、今のウィルヴィアと比べるとはるかに正常に思えます。
これから、しばらくはダークサイドなストーリーが続きそうですが、できれば早くスーティーの出世物語のような明るい物語が読みたいですねえ。
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グインサーガ120巻旅立つマリニアです。以下ネタばれです。
今回は旅立つマリニアということで、グインではなくフロリーがメインとなっています、読んでいてなんとなく思い出したのが、23巻の「風のゆくえ」ですね。アモンとの戦いから20数巻たち、ようやくグインも記憶の一部を取り戻し(修正され?)次からは新しいストーリーが始まる。それを予感させる巻でした。グインサーガでは大河小説らしく、出会いと別れがひとつの見どころかと思いますが、今回もフロリーとリンダ、フロリーとマリウスとの間に新たな絆ができましたし、今後、どうなるか楽しみです。
それにしてもグインは昔の記憶の一部を取り戻したにも関わらず、スーティの顔を見てもイシュトの子だとも気づかずに、まだまだ完全復活には程遠いようです。スーティって誰が見てもイシュトの子だとわかるような外見を持っていたんじゃなかったでしたっけ・・・

とにかく、フロリーとスーティはヤガへと旅立ってしまったわけですが、第4話の流れを見ていると、次巻からはヤガ編、もしくはミロク教徒編が始まるんですかね。ブランの件もあるし、ヤガに到着するまででも数巻使っちゃいそうですね。そうそう、ヤガ観光案内もあるかもしれませんね。
本巻では第4話の「ヨナの秘密」というタイトルとその内容にも驚かされたのですが、一番驚かされたのが前巻に引き続きあとがきでした。 栗本薫さんの病気は「すい臓癌」だということで、やはりかなり重たいものだったんですね。現在、手術後の抗がん剤治療のために入院されているということですがくれぐれも無理をなさらないようにしていただきたいと思います。
今回のあとがきによると、この入院中に栗本先生はグインサーガを2巻半書き上げたということです

栗本先生の驚異的な執筆スピードは以前から知ってはいましたが、そのような体調でも2冊半も書き上げられるというのは、まさにアンビリーバボウですね
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「鷲は舞い降りた(The Eagle has landed : ジャック・ヒギンズ)」
お気に入りの小説をもう1冊紹介します。こちらも有名なジャック・ヒギンズの「鷲は舞い降りた」です。この本を初めて知ったのは内藤陳氏の「読まずに死ねるか!」だったと思います。内藤陳氏が激しくお勧めしているのを見て、そんなに面白いのであれば、読んで見ようと思って購入したのですが、確かにすばらしい冒険小説でした。
舞台は第二次世界大戦末期、元イタリア首相ムッソリーニの救出に成功したヒトラーは、次の作戦として、ドイツ空軍降下猟兵によるイギリス首相チャーチルの誘拐を思いつきます。空軍降下猟兵を率いるのは「非常に頭が良くて、勇気があって、冷静で、卓越した軍人 − そして、ロマンテックな愚か者だ」と評されるクルト・シュタイナ中佐。
最高の男たちが、誇りをかけて無謀で無益と知る作戦に取り組みます。その結末はどういったものなのでしょうか!
この本はシュタイナ中佐をはじめ、男たちがかなりカッコいいです。男が惚れる男っぷりの良さです。タイトルからしていいですよね。「The Eagle has landed」。「鷲は舞い降りた」の邦訳もすばらしいです!
読まずに死ねるか!
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星を継ぐもの (Inherit The Stars , James P.Horgan)
今、「2001年宇宙の旅」のGRを読んでいます。「2001年宇宙の旅」はハードSFの中でも最も有名な1冊と言ってもいいかもしれませんが、数年前に読んだハードSF「星を継ぐもの」がたまらなく面白かったのでご紹介します。
月面の洞窟の中で、宇宙服を着た死体が発見されます。この死体を調査してみると、ほとんど現代人と同じ生物であることが判明するのですが、問題はその死体が5万年前のものであるということでした。
彼はいったい何者なのか。どこから来たのか。謎が謎を呼び、驚くべく事実が次々に明らかになっていきます。ハードSFなのですが、謎が次々と極めて論理的に解かれていく様は1級のミステリー小説ともいえます。本当に最後の1ページまで楽しめる作品ですね。
読まれていない方はぜひ!!!
SF専門用語がたくさん出てくるので、洋書では読む自信がないですねえ
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グインサーガ119巻。「ランドックの刻印」です。ここ半年くらい、読書といえば洋書の多読を続けているのですが、日本の小説で唯一読み続けているのが、このグインサーガです。累計2800万部をほこるベストセラー小説ですので、ご存知の方も多いかと思います。
私がこの小説を読み始めたのは、中高生の頃だと思います。当時、既に「三国志」が大好きだったのですが、何かの本で、「三国志」のような大河小説があると読んだのがきっかけでした。早速、グインサーガ1巻「豹頭の仮面」を購入してきて読んだのですが、初めて読んだ、ヒロイックファンタジーの世界にはまってしまい、当時発売されていた23巻「風のゆくえ」までを一気に読んでしまったことを覚えています。
以来、二十数年間、リアルタイムで読み続け、気がつけばはや119巻です。自分の半生以上でこの小説を読み続けてきたのかと思うと感慨深いものがあります。
さて、世界最長の小説といわれるこのグインサーガですが、今回のあとがきで衝撃的なことが書かれてありました。なんと、作者の栗本薫さんが「下部胆管癌」を患われたとのことです。栗本薫さんのHPを見たところ、直近では手術が成功されて退院されているとのことで少し安心しましたが(ただ術後五年生存率は40%という大病だそうです)、当分は無理をなさらずに回復に努めていただきたいと思います。「スーティが大きくなるまでは、どうあってももたないかなあ」と弱気になられていますが、かわいいスーティが大人になって中原を駆け回る姿をぜひとも書いてというか、グインサーガ完結まで頑張っていただきたいと思います。
以下、119巻の感想(ネタばれ)です。
最近は話の展開がゆっくりなので、119巻はハゾス達と出会っておしまいかなと思っていたら、巻の後半で大きくストーリーが動きましたね。いや、前触れは確かにありました。
「これは《しゃったー》というものだそうです」
読んで力が抜けました。ひらがなで《しゃったー》ですか・・・。アモン編のパソコンのような古代機械が記憶に蘇ってきます。
しかし、その後に待っていたのはさらなる驚愕でした。古代機械がグインをスキャンしたかと思うと、「大きなシステム異常は見当たりません・・・、データバンクメモリの破損については・・・、プレーンデータを修復しました・・・、意識レベルを起動状態に変更します。」などなど、まるでターミネーターのような展開です。
まさか、119巻まできて、グインは実はアンドロイドで、頭の中にはメモリが入っていますとか言うんじゃないだろうなと本気で心配しました。しかも、その後の記憶の再修正。
記憶が戻ったといっても豹頭王になったあたりまでの記憶ということは1〜70巻くらいまでの記憶しかないということですよね。もう、その後、50巻くらい経過しているのに・・・。というかパロの内戦以降の話が、既に50巻近くになっていることにも改めて驚かされますね。
スーティの記憶がどうなってしまっているのか。次の巻が気になります。
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