「Global Warming:History,Science and Politics (地球温暖化)」 YL:4.0(推定) 総語数 8,470 ★★★★
洋販ラダーシリーズ、レベル5の「Global Warming」です。レベル5ということで、使用語数は制限無しのランクですが、作者が日本人のためか、文が簡潔で読みやすいですね。すらすら読めます。
内容は地球温暖化の仕組みや対策の歴史を簡単に説明してくれます。中高生でも問題なく理解できるくらいのレベルですが、いろいろと驚かされることも多々あります。
オゾン層を1気圧0℃、つまり地上の環境にオゾン層をもってきたとすると、わずか3mmの薄い層になることとか、世界中の氷をオーストラリア大陸に乗せると、厚さ4.3kmの氷になることとか、改めて驚かされますね。海面を60〜70m上昇させるくらいの氷はやはりでかいです。
日本と関係の深い京都議定書(Kyoto Protocol)の話も出てきます。
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「ハチはなぜ大量死したのか ローワン・ジェイコブセン」 ★★★★★
2006年秋、北半球の1/4のミツバチが失踪しました。蜂群崩壊症候群(Colony Collapse Disorder、CCD)と名づけられた現象がなぜ発生してしまったのか。この本では、いろいろな角度から検証を進めていきます。
アメリカの工業化された農業、その農業でミツバチが果たしている役割、驚くべきミツバチ社会の内容など、本書を読むことでいかにミツバチが人間の経済に組み込まれているのか、人間が効率を追い求めた結果としてミツバチがどれほど過酷な環境に追い込まれているのかが良くわかります。
ブルーベリーもチェリーもメロンもリンゴもアーモンドもコーヒー豆も、きゅうりやトマトやピーマンも花が受粉できなければ、当然ながら実はなりません。受粉のための昆虫は農薬で死に絶え、受粉に駆り出されたミツバチ達は大量失踪してしまう。何かがおかしいのではないかという著者のメッセージは強烈です。
環境の大切さを教えてくれるだけでなく、自然の営みがいかに奇跡的なバランスの上に成り立っているのかを教えてくれる本でもあります。
超お勧めの1冊です。読み終えると、ミツバチへの親近感が100%UPです!!
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「No. 1 Ladies' Detective Agency (No.1レディーズ探偵社、本日開業)」 YL:3.4 総語数 15,600 ★★★
最近、英語の勉強は全くしていません。細く長く続けないと、いかんということで、久々に英語の本を読みました。
「No. 1 Ladies' Detective Agency」という本なのですが、舞台はなんとアフリカのボツワナ。しかも、ボツワナ唯一の女性探偵という設定です。
彼女が身近な事件から大きな事件までいろいろなものを解決していくのですが、やはり印象的だったのは"muti"に関する話でした。南アフリカの伝統医学というか、呪術医の使う薬らしいのですが、う〜む恐ろしいといった感じでした。
話のほうはたんたんと進んでいくような感じで、もう少し深みがあればいいのにな〜といった感じでした。GRだから、その辺りはしょうがないですかね。
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「1Q84 (1984) 村上春樹」 ★★★★
今、話題の「1Q84」を読みました。
村上春樹の本を読むのは「ノルウェイの森」以来です。もう20年近くも前のことですね。「ノルウェイの森」がどんな内容だったのか全く思い出せません。赤と緑のカバーが印象的な本でした。
「1Q84」は緑とオレンジのカバーですが、なんか不思議な感じのするカバーですね。先行販売で購入したのですが、内容を知らなかっただけにどんな話なんだろうという好奇心が大いにそそられました。
最初の印象はまず分厚い!!!重い!!!
上下巻とも500ページあります。読んでも読んでも先に進みません。日本語で読んでて話がこんなに長く感じるのは久しぶりです。
ストーリーは不思議な感じのする本でした。「1Q84」という別世界の1984年のお話なのですが、どの話が1984年の話で、どの話が「1Q84」の話なのかわからなくて、読んでいるうちに自分も別世界にいるような気になってきます。
ついつい、夜に空を見上げて月が二つになっていないか確認してしまいますね!!
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「合衆国再生 (The Audacity of Hope) バラク・オバマ」 ★★★★★
オバマ大統領の「合衆国再生」を読みました。
本書が書かれたのは2006年ということで、ほぼ3年前、民主党上院議員の時に書かれたものです。当時は金融危機も起こっていなかったので、経済再生といったテーマではないのですが、米国の抱える様々な問題点についてのオバマ大統領の考えが書かれています。
民主党と共和党がどういった立場に立っているのか。米国の政治の枠組みがこの本を読めばよくわかります。最近、話題の「グリーンニューディール」や「万能細胞」、「イラク問題」についてオバマ大統領がどう考えているのかが良くわかりました。
あと、この本を読んで凄く伝わってくるのはオバマ大統領の人柄ですね。良識があって、良き社会人で、良き家庭人でもあります。複雑な家庭環境で育ち、少年時代をインドネシアで育った彼が、どうして米国大統領になれたのか、わかるような気がします。
自家用ジェットでアメリカ中を飛び回って、難しい法案を通す上院議員という立場がある一方で、家族のために「蟻退治用の罠」を買って帰るエピソードには、世の中のお父さんはみんな同じなんだなという共感が持てました!
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